バイナンスコイン、時価総額が1,000億ドルに到達

2021.05.06作成

2021.05.06更新

バイナンスコイン、時価総額が1,000億ドルに到達

Binance

仮想通貨ニュース

BNB価格が年初来1,750%増となる680ドル付近にまで上昇

5月4日、バイナンスコイン【以下、BNBと称す】価格(BNB/USD)が過去24時間で3%近い上昇を見せ、その時価総額が1,000億ドルに到達した。

今年に入ってからBNB価格は好調に推移しており、2月にはBNB価格は過去最高値を更新して300ドルの大台を突破した。その後も同仮想通貨価格は上昇を続け、年初来1,750%増となる680ドル付近にまで達したという。これに伴い、BNBの時価総額も過去30日間で倍増しており、その値は仮想通貨市場全体で3番目になると同時に、S&PグローバルやBNPパリバなどの大手企業に匹敵する規模にまで成長している。

その他、仮想通貨市場では同日中にドージコイン価格(DOGE/USD)が15%近く急騰した。先日、米電気自動車メーカーのテスラ(Tesla)でCEOを務めるElon Musk氏および実業家のMark Cuban氏によるツイートを受け、ドージコイン価格は高騰したが、そのモメンタムを引き継ぐ形で上昇を続けているようだ。ドージコインはラトビアの航空会社であるairBalticやCuban氏が所有する米NBA(National Basketball Association)チームのダラス・マーベリックス、仮想通貨ATMを提供するCoinFlipなどに採用されており、仮想通貨市場での需要を拡大している。

BNB価格の高騰を受け、同仮想通貨のトランザクションが急増しているが、バイナンスCEOのChangpeng Zhao氏は安易にBNBに投資しないよう警告を促している。[1]同仮想通貨はどのような価格推移を示すのか、今後もその動向を見守っていきたい。

release date 2021.05.06

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ニュースコメント

DeFiトークンとしての可能性を秘めるBNB

これまでBNBは、バイナンスユーザーに対してインセンティブを付与する手段として利用されてきたが、将来的にイーサリアム(Ethereum)に次ぐDeFi(分散型金融)トークンとなることが期待されているようだ。実際に、バイナンスはBinance Smart Chainと呼ばれるスマートコントラクト対応の独自ブロックチェーンをローンチしており、BNBを軸にDeFi関連サービスの強化を試みているという。現時点でバイナンスはパンケーキスワップ(PancakeSwap)やオートファーム(Autofarm)、ZCore Financeを始めとする多数のDeFiプロジェクトをホストし、Binance Smart Chain上での預かり資産額を拡大させている。最近では東南アジア地域を中心にBinance Smart Chainの利用率が高まっているようだが、これがBNB価格にどのような影響を及ぼすのか、今後もバイナンスの取り組みに注目していきたい。

Zero(ゼロ)
筆者:Zero(ゼロ)
著者詳細

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。金融ライターとして独立後は、仮想通貨およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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