リップル価格、約15%上昇で1.58ドルの高値を記録

2021.04.15作成

2021.04.15更新

リップル価格、約15%上昇で1.58ドルの高値を記録

Ripple

仮想通貨ニュース

2018年以来初めて時価総額が700億ドルを突破

4月13日、リップル価格(XRP/USD)が過去24時間で15%近く上昇し、1.50ドルラインを超えて1.58ドルの高値を記録した。

今回、リップルの時価総額は2018年1月以来初めて700億ドルを超え、フランスの大手銀行であるBNPパリバを上回ったという。[1]個人投資家からの需要が高まっていることを背景に、リップル価格はここ2週間で0.55ドルから1.58ドルまで大幅に上昇している。最近では、開発元のRipple, Inc.【以下、リップル社と称す】がアジア最大の決済企業であるTrangloを買収したことから、リップル価格が高騰していた。

昨年末、リップル社および同社の経営陣が米証券取引委員会(US Securities and Exchange Commission, SEC)に起訴されたことを受け、リップル価格は一時的に60%のマイナスを記録して0.23ドルにまで下落した。しかしながらリップル社がCBDC対応のプライベートブロックチェーンをテストするなど、ポジティブな要因に支えられてリップル価格は復調しているという。結果的に、リップル価格は年初から約600%増となる水準にまで回復している。

一方で、リップルの取引を一時停止したKrakenの他、複数の米大手仮想通貨(暗号資産)取引所がリップル社とのパートナーシップを凍結するなど、リップル価格にとって不安な要素も存在している。この好調はいつ頃まで継続するのか、今後も同仮想通貨の動向を見守っていきたい。

release date 2021.04.15

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ニュースコメント

アジア地域で勢力を拡大するリップル社

リップル社のCEOであるBrad Garlinghouse氏によると、同社はアジア地域において成長を遂げており、仮想通貨市場でプレゼンスを発揮しているという。特に日本では大手金融企業のSBIとのパートナーシップを軸に、リップル社はソリューション展開およびエコシステム拡大を図っているようだ。例えば、SBIは株主優待としてリップルを配布するだけでなく、同社の仮想通貨レンディングサービスであるVC Trade Lendingに同仮想通貨を追加するなど、日本国内における利用環境の構築に貢献している。その他、SBIはSBI Ripple Asiaと呼ばれるリップル社との合弁会社を立ち上げ、アジア地域でRippleNetを用いた送金ソリューションの普及を支援している。Garlinghouse氏はリップル社が仮想通貨業界のAmazonを目指すと発言しているが、アジア以外の地域ではどのような動きを見せるのか、今後も同社の取り組みに注目していきたい。

Zero(ゼロ)
筆者:Zero(ゼロ)
著者詳細

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。金融ライターとして独立後は、仮想通貨およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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