コインベース、ANKR・CRV・STORJの上場を発表

2021.03.25作成

2021.03.25更新

コインベース、ANKR・CRV・STORJの上場を発表

Coinbase

仮想通貨ニュース

今月25日から正式に取り扱いが開始される予定

米大手仮想通貨(暗号資産)取引所のCoinbase, Inc.【以下、コインベースと称す】が、同取引所の機関投資家向けプラットフォームであるCoinbase Proに新しくANKR(Ankr)およびCRV(Curve DAO Token)、STORJ(Storj)を上場することを発表した。[1]

現在、これらの仮想通貨はポストオンリーモードで上場されており、流動性の条件が満たされた場合、今月25日から正式に取り扱いが開始されるという。これによりニューヨーク州の居住者以外のコインベースユーザーは、米ドルやユーロ、英ポンド、ビットコイン(Bitcoin)を用いてANKRおよびCRV、STORJを取引することが可能になるようだ。

今回、コインベースが上場する仮想通貨は期待のアルトコインとして注目を集めている。STORJはオープンソースのクラウドウェブストレージを構築する仮想通貨プロジェクトのネイティブトークンであり、分散型ネットワークにより暗号化されたDropbox(ドロップボックス)のようなサービスの支払いなどに利用されるという。一方、ANKRはブロックチェーンノードのホスティングソリューションを安価に提供するサービスに連動しており、CRVは自動マーケットメーカーを用いた流動性管理が特徴的なステーブルコイン取引所のDeFi(分散型金融)トークンとしての役割を担っている。

今年に入ってからコインベースはアルトコインの取り扱いを強化しており、最近ではSUSHI(SushiSwap)やMATIC(Polygon)、SKL(SKALE)などを上場しているが、これがどのような成果につながるのか、今後も同取引所の動きに注目していきたい。

release date 2021.03.25

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ニュースコメント

アルトコインを対象としたサービスを拡大する大手取引所

これまで仮想通貨市場では基軸通貨であるビットコインばかりが脚光を浴びていたが、大手取引所がアルトコインを対象としたサービスを拡大して裾野を広げているようだ。特にコインベースの競合であるジェミニは仮想通貨に金利を付与するDeFi関連サービスを通じ、独自ステーブルコインのジェミニドル(Gemini Dollar)を含むアルトコインへの投資を促進している。加えて、ジェミニはジーキャッシュのプライバシー機能に対応するなど、特定のアルトコインのユーザビリティを高めているという。その他、世界最大の取引所であるバイナンスはイーサリアム向けマイニングプールを立ち上げ、マイナーの収益を多様化することに貢献している。将来的にアルトコイン市場は拡大していくと考えられているだけに、今後もコインベースを始めとする大手取引所の取り組みを見守っていきたい。

Zero(ゼロ)
筆者:Zero(ゼロ)
著者詳細

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。金融ライターとして独立後は、仮想通貨およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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