SBI、マイニングプール事業の開始を発表

2021.03.23作成

2021.03.23更新

SBI、マイニングプール事業の開始を発表

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Northern Dataなどのパートナー企業の協力で実現

大手金融企業のSBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区六本木一丁目6番1号[1])【以下、SBIと称す】は、子会社のSBI Crypto株式会社【以下、SBI Cryptoと称す】を通じてマイニングプール事業を開始すると発表した。[2]

SBI Cryptoは2017年8月の設立以降、国外の拠点から仮想通貨(暗号資産)マイニングを行なっていたが、今回、それを個人および企業向けのサービスとしてローンチすることを決定したという。現在、SBI Cryptoのマイニングプールはビットコイン(Bitcoin)ネットワーク全体の1.16%にあたる1.82EH/s(エクサハッシュ/秒)のハッシュレートを生み出すことが可能となっており、PoolinやF2Pool、バイナンスなどと競合する存在になると考えられる。

既にSBI CryptoはNorthern Dataと提携しており、同社と協力して一部データセンター管理を実施することを予定している。加えて、SBIは2019年に設立した仮想通貨マイニング専用のハードウェアを製造するSBI Mining Chip株式会社からも協力を得る可能性があるようだ。

最近、SBIはVC Trade Lendingという仮想通貨レンディングサービスを開始するなど、仮想通貨関連事業の拡大を図っているようだが、これがどのような成果につながるか、今後も同社の取り組みに注目していきたい。

release date 2021.03.23

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ニュースコメント

事業拡大に向けて設備投資を行うマイニング企業

年初からビットコイン価格は5万ドルの大台を突破して史上最高値を更新するなど、機関投資家の後押しを受けて好調を維持している。これに伴い、マイニング業界は再び盛り上がりを見せており、米中の大手企業が事業拡大の方針を示しているようだ。報道によると、マイニング機器メーカーのBitmainは、中国のインターネット企業であるThe9 Limitedおよび米国のマイニング企業であるBlockcapから推定1億5,000万ドルを超える注文を受けているという。特にBlockcapは今年2月にもAntMiner S19と呼ばれるマイニング機器を約1万台購入しており、同社が生み出すハッシュレートを倍増させている。その他、カナダのマイニング企業であるBitfarmsも事業規模の拡大を目的に、積極的な設備投資を行なっているようだが、マイニング業界の勢力図はどのように変化していくのか、今後もこれら企業の動向を見守っていきたい。

Zero(ゼロ)
筆者:Zero(ゼロ)
著者詳細

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。金融ライターとして独立後は、仮想通貨およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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