SBI、株主優待としてリップル配布を決定

2021.03.16作成

2021.03.25更新

SBI、株主優待としてリップル配布を決定

Ripple

仮想通貨ニュース

2019年から同仮想通貨をインセンティブとして活用

大手金融企業のSBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区六本木一丁目6番1号[1])【以下、SBIと称す】は、株主優待として人気仮想通貨(暗号資産)リップル(Ripple)を配布することを発表した。[2]

発表によると、SBIは100株以上を保有する株主に対し、配当金に加えて2,500円相当のリップルを配布することを決定したという。SBIは2019年から株主優待としてリップルを配布しており、昨年は50XRPを配布した。今回の株主優待では2021年6月30日の市場価格で配布されるXRP数が計算されるが、現在のレートだと今年も50XRP程度になると予想されている。

リップル社が米証券取引委員会(US Securities and Exchange Commission, SEC)から起訴されたことを受け、米国を拠点とする多くの仮想通貨取引所がリップルの上場を廃止している。実際にKrakenはリップルの取引を一時停止するなど、リスク回避の動きに出ているという。これをきっかけにリップル価格は急落し、一時的に1XRPあたり0.2ドル付近で停滞していた。しかしながらアジア地域でリップルの需要が拡大していることを背景に、同仮想通貨価格は復調の兆しを見せているようだ。

SBIは仮想通貨レンディングサービスにリップルを追加するなど、リップル社とのパートナーシップを継続する意思があることを示しているが、これがどのような成果につながるのか、今後も同社の取り組みに注目していきたい。

release date 2021.03.16

出典元:

ニュースコメント

仮想通貨分野で業績を伸ばすSBI

SBIの売上高は2021年度第3四半期までに前年同期比で27%増となる額に達し、過去最高を更新するペースで拡大しているという。特にSBIは仮想通貨分野で業績を伸ばしており、これに関して同社のCEOである北尾吉孝氏は引き続きアグレッシブに施策を推し進めていきたいとコメントしている。実際にSBIはVC Trade Lendingという仮想通貨レンディングサービスを開始するなど、仮想通貨市場で積極的に事業を展開しているようだ。その他、SBIはB2C2を子会社化しており、デリバティブ市場でのサービス強化を試みている。日本国内では競合となり得る大手金融コングロマリット企業が仮想通貨市場でプレゼンスを発揮しているが、SBIはどのような動きに出るのか、今後も同社の動向を見守っていきたい。

Zero(ゼロ)
筆者:Zero(ゼロ)
著者詳細

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。金融ライターとして独立後は、仮想通貨およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

「FXトピックス」 ご利用上の注意

当サイトは為替・FX・仮想通貨(暗号資産)に関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。また、記載の情報は、編集時点で当社が信頼できると判断した情報源をもとに作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行っておらず、また、いかなる責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。

当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しており、事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。