Huobi、HUSDを軸とした通貨ペアの取り扱いを拡大

2020.09.29作成

2020.09.29更新

Huobi、HUSDを軸とした通貨ペアの取り扱いを拡大

Huobi

仮想通貨ニュース

VeChainおよびBytomとのスポット取引サービスを開始

大手仮想通貨取引所を運営するHuobi Group【以下、Huobiと称す】のグローバル市場向け事業を担うHuobi Globalは、米ドルに価値を裏付けされた独自ステーブルコインのHUSDを軸とした通貨ペアの取り扱いを拡大することを発表した。[1]

Huobi Globalは、今月25日のシンガポール時間午前11時からVeChainおよびBytomとHUSDのスポット取引サービスを開始したという。2019年7月にステーブルコイン開発を手がけるStable Universalとの協業により発行されて以来、HUSDは仮想通貨取引やデジタル決済、DeFi(分散型金融)サービスなどに利用されてきた。

最近、Huobiは仮想通貨関連サービスを積極的に拡大しており、今月に入ってからはビットコイン(Bitcoin)オプションの提供も開始している。これに関してHuobiの部門責任者であるCiara Sun氏は、同取引所での仮想通貨デリバティブ取引量の伸びがスポット取引を超えたとと公表し、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響が好機となっていることを強調した。特に損失を限定しながら大きな利益を得ることを可能にする仮想通貨オプションは、投資家やトレーダーによる需要が高まっているようだ。

その他にも、Huobiは機関投資家向け仮想通貨仲介サービスであるHuobi Brokerageの立ち上げなどを実現している。これに対して競合の仮想通貨取引所も事業拡大に精力的な動きを見せているが、今後も仮想通貨市場での展開に注目していきたい。

official release 2020.09.29

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ニュースコメント

ミレニアル世代の取り込みを図る仮想通貨取引所

新型コロナウイルスによる世界経済への影響が深刻化する中、仮想通貨取引所は新規ユーザーを取り込んで業績を向上させている。特に各取引所はミレニアル世代(2000年以降に成人を迎えた世代)を狙った事業展開を行なって成果を上げており、例えば、日本の大手取引所であるbitFlyerでは20代新規ユーザー数の割合が倍増しているという。また、手数料無料の仮想通貨取引サービスを提供するBUXはドイツのユーザー数が10万人を突破し、特にミレニアル世代を始めとする投資初心者の参入が目立つと報告している。同世代のユーザーはモバイルアプリとの親和性が高く、仮想通貨に対して抵抗感がないため、比較的容易に仮想通貨市場に参入してきているようだ。仮想通貨市場ではミレニアル世代の取り込みを図る動きが活発になってくることが予想されているが、各取引所はどのような策に出るのか、今後もその動向を見守っていきたい。

Zero(ゼロ)
筆者:Zero(ゼロ)
著者詳細

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。金融ライターとして独立後は、仮想通貨およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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