レボリュート、仮想通貨ステラの取り扱い開始を発表

2020.07.30作成

2020.09.15更新

レボリュート、仮想通貨ステラの取り扱い開始を発表

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将来的に仮想通貨関連サービスを強化する意向

英国・ロンドンを拠点とするチャレンジャーバンク(銀行業務ライセンスを取得し、既存銀行と同様のサービスを全てモバイルアプリ上で提供する企業)であるRevolut Limited【以下、レボリュートと称す】は、仮想通貨ステラ(Stellar)の取り扱いを開始することを発表した。[1]

発表によると、レボリュートはユーザーの強い要望を受けてステラをリスティングすることを決定したという。現在、レボリュートはビットコイン(Bitcoin)、イーサリアム(Ethereum)、ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)、リップル(Ripple)などの通貨ペアを取り扱っており、ユーザーは同行のプラットフォームを介してこれらの仮想通貨を売買・保管することが可能だ。

2018年初めにレボリュートはアプリ内での仮想通貨のサポートを実現したが、他の仮想通貨取引所とは異なり、ユーザーに代わって同行がその所有権を保持する構造になっていたという。先月、英国の全てのユーザーに仮想通貨関連サービスを解放したことをきっかけに、レボリュートはこの契約条項を改定している。しかしながらレボリュートの仮想通貨取引には依然としていくつかの制限が存在し、今の所、外部ウォレットへの送金などが不可能となっているようだ。

レボリュートの仮想通貨部門で責任者を務めるEd Cooper氏は、同行がステラを追加したのに加え、ユーザーに所有権を渡したことが仮想通貨関連サービスの強化に向けた第一歩になると言及している。最近、レボリュートは欧州および英国で最も価値あるフィンテック企業のひとつとして評価されており、今年2月にはレボリュートは5億ドル以上の資金調達に成功し、米国やシンガポール、オーストラリアなどにも事業を展開している状況だ。これに加え、レボリュートは将来的に仮想通貨関連サービスを強化する意向を示しているが、今後も同行の取り組みに注目していきたい。

official release 2020.07.30

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ニュースコメント

銀行による仮想通貨関連サービスの立ち上げが活況

近年、仮想通貨に対する需要の高まりを受け、銀行による仮想通貨市場進出が拡大している。特にチャレンジャーバンクなどのインターネットベースの事業を展開する銀行が積極的に仮想通貨関連サービスを立ち上げており、例えばスイスの大手銀行であるデューカスコピーはイーサリアムによる入出金サービスを開始しているという。また、韓国の大手金融機関である国民銀行は仮想通貨カストディサービスの提供を計画しているのに加え、ブロックチェーンスタートアップのAtomrigs Labsと提携したほか、仮想通貨取引や投資アドバイザリー、資産管理サービスを開始することで包括的なソリューションの構築を試みているようだ。この世界的な流れはさらに加速していくと考えられるが、レボリュートなどのチャレンジャーバンクを始めとする銀行はどのような戦略を持って既存サービスに仮想通貨を取り込むのか、今後も業界での動向を見守っていきたい。

Zero(ゼロ)
筆者:Zero(ゼロ)
著者詳細

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。金融ライターとして独立後は、仮想通貨およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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