米NBA選手がステーブルコイン関連サービスを立ち上げ

2020.03.24作成

2020.03.24更新

米NBA選手がステーブルコイン関連サービスを立ち上げ

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仮想通貨レンディングであるCredの協力で最大10%の利息を実現

米NBA(National Basketball Association)のプロバスケットボールチームであるBrooklyn Netsに所属するSpencer Dinwiddie選手は、仮想通貨レンディングのCredと協力し、ステーブルコイン関連サービスを立ち上げたことを明らかにした。[1]

CredのCEOであるDan Schatt氏によると、ユーザーはトゥルーUSD(TrueUSD)およびUPUSDのステーブルコインに加え、ビットコイン(Bitcoin)やライトコイン(Litecoin)、イーサリアム(Ethereum)などの仮想通貨を保有するだけで最大10%の利息収入を得ることができるという。Schatt氏はDinwiddie選手を、熱心な分散型金融(DeFi)支持者であると同時に、スポーツ業界でブロックチェーンおよび仮想通貨の利用促進に貢献するリーダー的な存在だと評価している。実際にDinwiddie選手は自身のチャリティーイベントであげた収益の26%を慈善団体のDinwiddie Family Foundationに寄付しており、仮想通貨を含む様々な分野の発展に貢献しているようだ。

新型コロナウイルスが流行する中、米国では失業率が大幅に悪化しており、長期的に国内経済が減退することが予想されている。また、NBAではBrooklyn Netsの4選手から新型コロナウイルスの陽性反応が確認されるなど、シーズン継続が困難な状況に陥っているため、2週間前に公式戦の無期限延期が決定しているという。Schatt氏はこのような市場環境下で人々がステーブルコインのような普遍的な価値を持つ資産を求めていると述べ、CredとDinwiddie選手が提供するこの新しいサービスがその需要を満たす可能性があることを示唆した。

現在、米国ではNYSEがトレーディングフロアを一時閉鎖したほか、欧州でも市場ボラティリティの上昇を受けてEU各国当局が空売りを禁止するなど、新型コロナウイルスの影響が投資市場にも及び始めている。仮想通貨市場では、コロナショックを受けてビットコイン価格が過去最大級の下げ幅を記録しているが、どのような展開を見せるのか、今後もその動向を見守っていきたい。

official release 2020.03.24

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ニュースコメント

業界で流行する仮想通貨レンディングサービス

これまで仮想通貨業界では長期投資を促進することを目的に、様々な仮想通貨レンディングサービスが登場しており、投資家にインカムゲインを得る機会を提供している。主要な仮想通貨レンディング企業であるCredもバイナンスと提携し、事業の拡大に注力しているようだ。既に多数の仮想通貨関連企業がスポーツ界に進出しているため、今回CredがDinwiddie選手とパートナーシップを結んだ事実は驚くに値しないが、一般大衆への露出を高めることに関しては高い効果が期待できると言えるだろう。その他企業の動きとしては、Nuo Networkと呼ばれる仮想通貨レンディングプラットフォームが、DAI(ダイ)を対象に年率20%を超える利息を提供するなど、高い収益性を誇るサービスがローンチされ仮想通貨コミュニティでも話題となっている。このような試みは仮想通貨業界全体の裾の尾を広げることに貢献すると考えられるだけに、今後もこれら企業の取り組みに注目していきたい。

Zero(ゼロ)
筆者:Zero(ゼロ)
著者詳細

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。金融ライターとして独立後は、仮想通貨およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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