Exness、4月の取引量は前年同月比75%増

2021.05.14作成

2021.05.14更新

Exness、4月の取引量は前年同月比75%増

ソリューション

FX業者 (ブローカー)

過去2番目に高い月次取引量を記録

キプロスを拠点とする海外FXブローカーのExness(エクスネス)は、2021年4月の取引量を公表した。[1]

Exnessの4月の取引量は、前年同月比で約75%増の8,410億ドルと良好な結果であった。過去最高を達成した前月と比較すると9.6%減少したものの、それに次ぐ取引量となっている。但し、2020年から続いていた取引高の増加基調は、一旦4月で途切れる形となった。また、4月は顧客数が7,460人増加しており、同月末における取引中の顧客数は19万5,069人に拡大している。新型コロナウイルス(COVID-19)が猛威を振るった2020年3月以降、市場ボラティリティの高まりを追い風に、多くの海外FXブローカーが業績拡大に成功してきた。しかしながら、足元では一時の勢いを失い、業績が低迷するブローカーが散見されている中、Exnessは2021年に入っても業績が堅調に推移している状況だ。

Exnessは、グループで英国金融行動監視機構(Financial Conduct Authority, FCA)やキプロス証券取引委員会(Cyprus Securities and Exchange Commission, CySEC)など、複数のライセンスを取得しており、欧州のみならず、東南アジアでも一定のプレゼンスを確保している。同社は更なるグローバル市場開拓に向けて様々な取り組みを推進していることが、良好な業績の維持に繋がっている模様だ。例えば、ExnessはForex Traders SummitドバイやiFX EXPOドバイなどでメインスポンサーを務め、FX市場が拡大するアラブ諸国の投資家を対象とした効果的なマーケティングを行っている。また、2021年1月にExnessはFSCAよりライセンスを取得し、大きな潜在的可能性を秘めた南アフリカ市場の開拓も進めている。

2008年に創業したExnessは、セーシェルの金融サービス局(Financial Services Authority, FSA)規制下のNymstar Limited社が、日本人向けにサービスを提供している。同社は日本でも着実に人気・知名度を高めており、業界唯一となる無制限レバレッジやハイスペックなトレード環境が、日本人トレーダーからも好評を博している。また、海外FXブローカー各社が仮想通貨の取り扱いを拡充する中、Exnessは仮想通貨(暗号資産)の最大レバレッジを200倍に引き上げた。これにより、同社は4,000ドルを突破したイーサリアムを含め、急拡大する仮想通貨取引需要の取り込みを進めている状況である。

Exnessが積極的に業容拡大を図ることで、日本を含む世界各国で更なる顧客取引の増加が期待できそうだ。

release date 2021.05.14

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ニュースコメント

組織の刷新を進めるExness

Exnessは更なる業績拡大に向け、組織の活性化も進めている。2021年4月、同社は外部コミュニケーション部門の新たなヘッドに、元eToroのShlomi Dubish氏を抜擢した。同氏は2016年8月より加わったeToroで数々の印象深いマーケティングキャンペーンを主導してきており、マーケティングやブランディング分野において豊富な経験を有している。Dubish氏は、Mercedes(メルセデス)やCarlsberg(カールスバーグ)といった一流企業のブランディング戦略も担ってきたという。Exnessは同氏が海外戦略や執行、グローバルコンテンツ分野において中心的な役割を果たすことで、グループ全体の企業イメージの向上を目指していくとのことだ。また、ExnessはDubish氏の採用に先立ち、プレミアアカウントマネジメントオペレーション部門の新ヘッドにNabil Mattar氏を採用した他、マーケット事業部門の新たなディレクターとしてArtem Seledtsov氏を昇進させるなど、組織の活性化を進めている。組織に新たな息吹を吹き込む同社が、更なる顧客基盤の拡大に向けて如何なるソリューションを講じるか今後も注目したい。

プラナカンカン
筆者:プラナカンカン
執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー
著者詳細

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒

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