ATFX、分析プラットフォームのAT Premierをリリース

2021.04.28作成

2021.04.28更新

ATFX、分析プラットフォームのAT Premierをリリース

ソリューション

FX業者 (ブローカー)

市場分析やコピートレードなどのワンストップソリューションを提供

ロンドンに拠点を置く海外FXブローカーであるATFXを運営するAT Global Markets(UK)Limited【以下、ATFXと称す】は、市場分析や投資教育、シグナル、ニュース、コピートレード機能を提供する多機能プラットフォームのAT Premierをリリースした。[1]

AT Premierは投資初心者やプロトレーダー、アナリスト、マネーマネージャーなど、広範な顧客層を対象としたワンストップソリューションハブとなる。同ツールは、ATFX独自のアルゴリズムを活用したリアルタイム市場分析機能に加え、20社以上がコンスタントにアップデートを行う市場予測やシグナル(Institutional Trading Signals)、センチメントインジケーター、派生データサービス(Derived Data Service, DDS)といった、機関投資家に対応した質の高いデータ・分析情報を提供している。更に、AT Premierは個別株式分析やトレーダーと専門家を結び付けるライブストリーミング機能を搭載している他、ビデオチャットによる1on1のコーチング、ウェビナーなども提供するという。ATFXは当初、中東地域限定で同ツールをリリースし、その後グローバル展開を図るとのことだ。

ATFXグループの会長を務めるJoe Li氏は、顧客を中心としたサービス展開を図っており、困難を伴う投資の場では、最先端かつユーザーフレンドリーな技術こそが、透明性と効力を発揮することに確信を持っているという。このような中で、AT Premierは全ての顧客にとって投資経験を補い、生産性を高める有効なツールになると言及している。また、同社中東・北アフリカ(Middle East and North Africa, MENA)地域担当市場分析ヘッドを務めるRamy Abouzaid氏は、ATFXは多様なソースインテリジェンスを基に、市場環境を読み解いて投資を実践できるシンプルで使い勝手の良いプラットフォームの開発を目指してきたと言及している。

リテール顧客向け海外FXブローカーの中でも、従来型のテクニカル分析から一歩進んだ取引ツールを提供しようとする流れが出てきている。最近では、BDSwissが新たな分析ツールをリリースした。日本人顧客を受け入れている海外FXブローカーの中では、HotForex(ホットフォレックス)が、ビッグデータAIがニュース記事を分析する機能などを備えた高機能インサイトを提供している。

ATFXは多機能が付帯したインテリジェンスプラットフォームをリリースし、利便性向上を図ることで、更なる顧客取引の拡大が期待できそうだ。

release date 2021.04.28

出典元:

ニュースコメント

機関投資家ビジネスに注力するATFX

ATFXは英国のリテール事業から撤退する決断を下しており、近いうちに全てのリテール事業を停止するという。プロトレーダーや機関投資家を対象としたサービスへ戦略転換を図るべく、同社は2020年第3四半期に立ち上げたばかりであるポーランドの出張所も閉鎖したとのことだ。2019年9月、ATFXはATFX Connectと呼ばれる機関投資家部門を立ち上げ、ヘッジファンドやファミリーオフィス、アセットマネージャーなどを対象に、エージェンシーや証拠金取引に加え、FIX APIを活用したブリッジサービスの提供に注力している。また、2021年3月にATFX ConnectはoneZeroと提携し、oneZeroのマルチアセットに対応したテクノロジーを基に、スポットFXや貴金属、CFD向けの高度なリクイディティアグリゲーション(流動性集約)やプライシングといった流動性サービスの強化を図っている状況だ。ATFXが英国や中東、東南アジア、ラテンアメリカ市場の開拓を試みる中、更なるグローバルリーチの拡大に向けて如何なるソリューションを講じるか今後も注目したい。

プラナカンカン
筆者:プラナカンカン
執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー
著者詳細

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒

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