FXCM、ズールトレードを介したコピートレードサービスを提供開始

2021.04.02作成

2021.04.02更新

FXCM、ズールトレードを介したコピートレードサービスを提供開始

FXCM

FX業者 (ブローカー)

優れたシグナルトレーダーを容易にフォローすることが可能に

海外FX・CFDブローカーであるFXCM Group, LLC【以下、FXCMと称す】は、ZuluTrade【以下、ズールトレードと称す】のプラットフォームを介したコピートレード(ソーシャルトレード)サービスの提供を開始した。[1]

コピートレードは個人投資家の間で人気の投資手法だ。今回、FXCMが同サービスの提供を開始することで、顧客は投機的な取引をせず、高パフォーマンスを発揮するシグナルトレーダーの投資戦略をフォローできるようになる。ズールトレードのプラットフォームは、各トレーダーのパフォーマンスをランキングしているため、フォローをすることで資金を託すトレーダーを容易に見つけられるという。また、同プラットフォームはRising Starsと呼ばれる機能を搭載しており、過去最高のパフォーマンスに迫る有力トレーダーを確認できるとのことだ。更に、顧客はズールトレードが開発したCombosと呼ばれるコピートレードサービスを利用することで、リスク許容度の異なる収益性の高い投資戦略の組み合わせを見つけることが可能になるという。一方、フォローされる側のトレーダーは、フォロワーからの質問への回答や投資戦略を説明すると共に、運用益の一定割合の手数料を受け取ることができる。

FXCMのCEOを務めるBrendan Callan氏は、投資初心者がボラティリティや取引商品、リスク許容度を踏まえて投資戦略を立案することは、困難を要する可能性があると指摘している。また、コピートレードを活用することで、投資初心者は資金を投じる前に各トレーダーのパフォーマンスを確認でき、選択した投資戦略により自信を持てるであろうと言及している。

足元でFXCMは積極的にサービス拡充を図っている。例えば、FXCMは2種類の原油スポットCFDをリリースした他、FXCM ProはoneZeroと提携し、oneZeroの流動性チャネルであるEcoSystemを通じた流動性供給を試みている。そして今回、FXCMはズールトレードのプラットフォームを介したコピートレードサービスの提供を開始することで、更なる顧客基盤の拡大が期待できそうだ。

release date 2021.04.02

出典元:

ニュースコメント

需要拡大の波に乗るズールトレード

新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックをきっかけとして投資初心者が急増する中、FXCMは人気が高まる投資手法であるコピートレードサービスの提供を通じ、これら投資家の囲い込みを図っていると推察される。一方、ズールトレードは世界最大のソーシャルトレードコミュニティの形成を目指す中、足元では需要拡大の波に乗り積極的に業容拡大を図っている状況だ。例えば、2020年2月にズールトレードは米国でコピートレードプラットフォームをリリースしており、ZYTrade LLCと提携して米国市場の開拓を試みている。また、ズールトレードと提携する海外FXブローカーの動向に目を転じると、安定したトレード環境が売りのTitan FX(タイタン FX)が、MetaTrader4(MT4)を通じてズールトレードのコピートレードサービスを無料で提供している。若年層を中心にソーシャル機能を活用した投資が活発化する中、今後もズールトレードが開発したコピートレードソリューションの活用が進むと予想される。

プラナカンカン
筆者:プラナカンカン
執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー
著者詳細

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒

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