FXCM、2020年10月期の取引データを公表

2020.11.23作成

2021.04.08更新

FXCM、2020年10月期の取引データを公表

FXCM

FX業者 (ブローカー)

60.4%が注文通りに約定し、9月期と比較して執行の質が改善

海外FX・CFDブローカーであるFXCM Group, LLC(本社:20 Gresham Street, 4th Floor, London EC2V 7JE, United Kingdom[1])【以下、FXCMと称す】は、2020年10月期の取引データを公表した。[2]

FXCMにおける2020年10月期のプライシング・スリッページに関しては、60.4%が注文通り(スリッページなし)に約定され、同年9月期の56.8%と比較して執行の質が改善したという。顧客に不利なスリッページでの約定は14.2%と、9月期の15.1%から改善が見られた一方、顧客に有利なスリッページでの約定は25.3%と、9月期の28.1%から悪化した。また、平均執行スピードは28ミリ秒と、9月期の24ミリ秒から低下したとのことだ。

10月期のアクティブトレーダーによる金融商品別スプレッド動向に目を転じると、仮想通貨ペアの代表格であるビットコイン(BTC/USD)の最大スプレッドは30.1と、9月期の29.2から拡大した。一方、ナスダック100指数のスプレッドは1.1と、9月期の1.2から縮小している。また、ユーロ/米ドル、英ポンド/米ドル、豪ドル/米ドルのスプレッドに関しては、それぞれ0.1、0.3、0.2となり、9月期と変わらない結果であった。

FXCMが取引の透明性を高めると共に、継続的にトレーディング環境の改善を図ることで、更なる顧客満足度の向上が期待できそうだ。

official release 2020.11.23

出典元:

ニュースコメント

新型コロナ禍における顧客ニーズの変化を捉えたサービス提供を試みるFXCM

1999年に創業したFXCMは、Leucadia(2018年4月にジェフリーズに社名変更)傘下の有力オンラインリテールFXブローカーだ。月次取引データの公表に代表されるように、近年、同社はトレーディングや執行に関する透明性の向上に向けた取り組みを強化している。また、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大により、足元において投資動向に変化が見られる中、FXCMは顧客のニーズに迅速な対応を図り、矢継ぎ早に新たなソリューションを提供している。例えば、FXCMはミニVIX指数先物を原資産とするインデックスCFDをリリースした他、FXCMは2種類の原油スポットCFDをリリースした。また、同社は取引関連のアラートを通知する無料SMSサービスも開始している。更に、FXCMの機関投資家向けビジネスを運用するFXCM Proも、積極的にサービス拡充を図っている。直近では、FXCM ProはoneZeroと提携し、oneZeroのEcoSystemを通じた流動性供給を開始するという。FXCMが個人及び法人向けに、刻々と変化する顧客ニーズを捉えた多様なソリューションを提供することで、今後の顧客獲得動向にも期待が持てそうだ。

プラナカンカン
筆者:プラナカンカン
執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー
著者詳細

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒

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