Pepperstone、CySECよりライセンスを取得

2020.11.20作成

2020.11.20更新

Pepperstone、CySECよりライセンスを取得

CySEC, Pepperstone

FX業者 (ブローカー)

欧州事業の拡大を模索

オーストラリア最大のリテールFXブローカーであるPepperstone Group Limited(本社:Level16, Tower One, 727 Collins Street, Melbourne, VIC 3008, Australia[1])【以下、Pepperstoneと称す】は、キプロスの金融監督当局であるキプロス証券取引委員会(Cyprus Securities and Exchange Commission)【以下、CySECと称す】よりライセンスを取得したことを発表した。[2]

これにより、Pepperstoneはキプロス法人であるPepperstone EU Limitedを拠点とし、欧州全域でサービス拡充を図る方針だ。また、各国の有力ブローカーで上級管理職を務めてきたVictor Zachariades氏が、キプロス法人を率いることになるという。

ライセンスの取得に際し、PepperstoneのグループCEOを務めるTamas Szabo氏とZachariades氏は、それぞれ以下のようにコメントしている。

2020年に10周年を迎えた我が社が、新たにCySECよりライセンスを取得したことを喜ばしく思っております。我々は各国市場で複数のオフィスを開設しており、今年はビジネス面において大きな成長を遂げております。この業容拡大は、お客様が求めるサービスの提供を目指す我々の機動力や野心、献身性を示すものと言えるでしょう。

Tamas Szabo, Group CEO of Pepperstone - LeapRateより引用

我々はキプロスのライセンスを取得し、正式にサービスの提供を開始することを喜ばしく思っております。欧州事業を通じて、お客様に信頼の置ける商品・サービスを提供するという我が社のグローバルコミットメントを示すことができると考えております。

Victor Zachariades, Head of Cyprus at Pepperstone - LeapRateより引用

Pepperstoneは、経験豊富なトレーダーを対象にした最高水準のプライシングや執行スピード及びサービスの提供に注力しており、過去2年間で会社規模が2倍以上に拡大しているという。Zachariades氏は、キプロスのライセンスを取得したことで、同社のブレグジット戦略を遂行すると共に、欧州市場で業容拡大を図る意向だ。

official release 2020.11.20

出典元:

ニュースコメント

グローバル戦略を推進するPepperstone

2010年に創業したPepperstoneは、足元においてグローバル戦略を推進している。同社はオーストラリア証券投資委員会(ASIC)の規制下にある他、今年に入ってドバイ金融サービス機構(DFSA)とケニアの資本市場局(CMA)に加え、CySECよりライセンスを取得している。また、PepperstoneはTony Gruebner氏をCMOに任命し、グローバルベースでブランド戦略や商品マーケティング、コーポレート・コミュニケーション、デジタルマーケティングの強化を図っている状況だ。同社がグローバル戦略を加速させる背景として、ASICが個人投資家向けCFD規制策を正式導入したことを受け、海外市場で収益拡大を図らざるを得ない状況にあることが挙げられる。他方で、オーストラリアを拠点とする他の金融サービスプロバイダーもグローバル展開を推進している。例えば、Stakeは英国でブローカレッジサービスを開始した他、Airwallexは1億6,000万ドルの資金を調達し、欧米や中東などの市場開拓や企業買収に活用する意向を示している。そして今回、CySECよりライセンスを取得したPepperstoneが、更なる顧客基盤の拡大に向けて如何なるソリューションを提供するか注目したい。

プラナカンカン
筆者:プラナカンカン
執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー
著者詳細

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒

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