マネックス証券、11月6日より信用取引口座上で貸株サービスを提供開始

2020.10.28作成

2020.10.28更新

マネックス証券、11月6日より信用取引口座上で貸株サービスを提供開始

ソリューション

FX業者 (ブローカー)

最大年率10%の金利を付与

日本のネット証券大手であるマネックス証券(本社:東京都港区赤坂1丁目12番32号[1])は、11月6日より信用取引口座を開設している顧客を対象にした貸株サービスの提供を開始することを発表した。[2]

これにより、信用取引口座の利用者は担保としている保有株式(代用有価証券)を貸し出すことで、貸株金利収入を得られるようになった。また、同社の貸株サービスの金利は通常年率0.1%だが、ボーナス金利銘柄に関しては最大年率10%の金利を付与するという。

マネックス証券によると、貸株中の代用有価証券に関しては、貸し出しを行っていない銘柄と同様の扱いになるため、信用取引の維持率に影響を与えることはないとのことだ。また、顧客は特別な手続きなしで貸株中の株式を売却することができるという。

尚、足元において、マネックス証券は積極的にサービスを拡充している。例えば、マネックス証券は仮想通貨CFDの取り扱いを開始した他、マネックス証券はマネックス・アクティビスト・ファンドの募集を開始している。そして今回、同社は顧客からの強い要望に応える形で信用取引口座における貸株サービスを開始したことで、更なる顧客満足度の向上が期待できそうだ。

official release 2020.10.28

出典元:

ニュースコメント

ニーズ高まるレンディングサービス

貸株はストックレンディングとも呼ばれ、顧客が保有株式を金融機関に貸し出すことで、相応分の金利を受け取れるサービスである。マネックス証券は2003年1月より同サービスを開始しており、継続的にサービス拡充を図ってきた。例えば、同社が配当金自動取得サービス・株主優待設定機能を開発したことにより、顧客は株主優待や配当金の権利を自動取得できるようになった。運用パフォーマンスの向上を図る投資家による貸株サービスへのニーズが高まる中、同社以外にも松井証券と楽天証券が代用有価証券の貸株サービスを提供している。また、auカブコム証券は一部制約があるものの、同様のサービスを行っている。他方で、仮想通貨市場においてもレンディングサービスを強化する企業が散見されている状況だ。直近では、LINEが仮想通貨レンディングサービスを開始した他、ビットフィネックスが仮想通貨レンディングサービスであるLending Proをローンチした。顧客ニーズの高まりに伴い、今後も多くの金融機関が画期的なレンディング関連ソリューションを提供することに期待したい。

プラナカンカン
筆者:プラナカンカン
執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー
著者詳細

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒

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