外為オンライン、ライブスター証券のFX事業を9月28日付で承継

2020.08.26作成

2020.09.15更新

外為オンライン、ライブスター証券のFX事業を9月28日付で承継

買収

FX業者 (ブローカー)

顧客基盤の拡大を模索

株式会社外為オンライン(本社:東京都千代田区丸の内1-11-1[1])【以下、外為オンラインと称す】は8月24日、株式会社ライブスター証券(本社:東京都千代田区丸の内1丁目11番1号 パシフィックセンチュリープレイス丸の内 17階[2])【以下、ライブスター証券と称す】のFX事業を9月28日付で承継することを発表した。[3]

日本のリテールFX業界で競争が激化する中、外為オンラインはライブスター証券のFX事業を承継することで、顧客基盤の拡大と戦略的ポジションの確立を目指すとのことだ。外為オンラインによると、ライブスター証券のFX事業の承継後においても、同社のログインIDやパスワードを継続して利用できると共に、今後の詳細に関しては、両社のホームページに随時掲載するという。

またライブスター証券の他事業に関しては、SBI証券を傘下に収めるSBIホールディングスが数十億円規模で買収した模様だ。これにより、約18万口座がSBIホールディングスに引き継がれるとのことである。今回の買収は、日本のオンラインブローカレッジ業界において初のM&A(企業の合併・買収)になるという。尚、SBIホールディングスは日本初のデジタル銀行と同国最大のオンラインブローカレッジファームを傘下に収め、TOPIXの構成銘柄として東京証券取引所に上場している。

外為オンラインはライブスター証券のFX事業を承継することで、更なる業容拡大が期待できそうだ。

official release 2020.08.26

出典元:

ニュースコメント

国内外で熾烈な顧客獲得競争を繰り広げるリテールFX業界

新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックを受け、市場のボラティリティが高まったことにより、外為オンラインの3月の取引高は5,534億円と過去最高を記録した。但し、外為どっとコムも過去最高の取引高を記録するなど、競合他社も同時期に良好な決算を発表している。足元ではボラティリティが落ち着きを見せる中、外為オンラインの7月の取引高は2,972億円となり、前年同月比では107.6%増であったものの、前月比では約8%減となり、一時期の強い勢いを維持できていない模様だ。また年度別で見ても、同社の2017年度以降の取引高及びロット数は共に減少傾向にあり、今回、ライブスター証券のFX事業を承継することで、強固な顧客基盤の構築や取引高の拡大を模索していると推察される。他方で、新興フィンテック企業などとの顧客獲得競争が激しさを増している海外においても、買収を通じた事業拡大戦略が積極化している状況だ。例えば、FXOpen UKはAMB Primeを買収した他、INTLがGAINを買収することを発表している。今後も、各FXブローカーが買収を通じて、シナジー効果を十分に発揮することを期待したい。

プラナカンカン
筆者:プラナカンカン
執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー
著者詳細

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒

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