FXCM Pro、Tradesocioと提携

2020.07.10作成

2020.07.10更新

FXCM Pro、Tradesocioと提携

FxPro

FX業者 (ブローカー)

Tradesocioのフィンテックソリューションを活用し顧客基盤の拡大を模索

大手海外FXブローカーであるFXCM Group, LLC(本社:20 Gresham Street, 4th Floor, London EC2V 7JE, United Kingdom[1])【以下、FXCMと称す】の機関投資家向けビジネスを運用するFXCM Proは、シンガポールを拠点とするフィンテック企業のTradesocio(本社:38-01, Suntec Tower Three, 8 Temasek Boulevard, Singapore, 038988[2])とパートナーシップ契約を締結したことを発表した。[3]

今回の提携により、FXCM ProはTradesocioの顧客であるニューヨーク及びロンドンの銀行や海外FXブローカー、アセットマネージャー、その他のバイサイド投資家に対し、機関投資家向けの豊富な流動性などを提供するという。一方で、FXCM Proの顧客はTradesocioのカスタマイズ可能な金融テクノロジーソリューションを活用できるようになるとのことだ。

ボラティリティが高まり投資行動が活発化する中、FXCM Proはより快適なトレーディングエクスペリエンスの提供を試みている。また最適なトレーディングテクノロジーを活用することは、業務コストの削減に加え、業務効率と流動性の維持を図る顧客にとっては必須なものとなっている。一方でTradesocioのInvestor Trading Platformは、リアルタイムの市場データやレポーティングツール、先進的な取引インフラを提供すると共に、既存サービスに影響を与えることなく、顧客ニーズに合わせた柔軟なカスタマイズが可能だ。FXCM ProはTradesocioとの提携を通じて、革新的なフィンテックソリューションを活用して高い競争力を維持し、顧客基盤の維持・拡大を図る意向だ。

両社の提携に際し、FXCM Proのマネージングディレクター兼セールス部門グローバルヘッドを務めるMario Sanchez氏とTradesocioのCEOであるWael Salem氏は、それぞれ以下のようにコメントしている。

ブローカレッジ業界において更なる顧客獲得を図る中、テクノロジーは欠かすことのできない大きな役割を担っており、我々は革新的なフィンテックソリューションから大きなメリットを享受できるでしょう。今回の提携は、お客様が流動性確保や取引執行の際に最高水準のツールを活用すべく、我が社が機関投資家クラスの優れたトレーディングテクノロジーを積極的に導入していることを示すものであります。

Mario Sanchez, managing director and global head of FXCM Pro Sales - FXCM Proより引用

我が社のフロントエンド及びバックエンド業務に対応したフィンテックソリューションと、FXCM Proが提供する最先端の流動性サービスやリスク管理ツールを融合させるべく、同社と提携したことを大変喜ばしく思っております。今回の提携により、海外FXブローカーや投資マネージャー、ヘッジファンドなどのお客様は、既存サービスのデジタル化を図ると共に、スケーラブルな取引プラットフォームを構築することで収益の拡大に繋げられるでしょう。

Wael Salem, CEO at Tradesocio - FXCM Proより引用

尚、足元のFXCMの動向に目を転じると、FXCMは2種類の原油スポットCFDをリリースしたほか、FXCM ProがMaxxTraderを活用したオンボーディングを開始するなど、顧客基盤の拡大に向けた動きを加速させている。そして今回、FXCM ProはTradesocioと手を組み、革新的なフィンテックソリューションを活用することで、更なる顧客満足度の向上が期待できそうだ。

official release 2020.07.10

出典元:

ニュースコメント

積極的な提携戦略を推進しエコシステムの拡大を目指すTradesocio

2015年に創業したTradesocioは、世界中の金融機関を対象に投資管理やブローカレッジソリューションに関連したエンドツーエンドのデジタルテクノロジーを提供している。同社は150名以上の従業員を擁し、キプロスとインドのオフィスに加え、ドバイにオペレーション・ヘッドクォーターを設けると共に、近い将来、ロンドンにも拠点を置く予定のグローバルフィンテック企業だ。Tradesocioが取り扱う商品・サービスは、取引プラットフォームからロボアドバイザー、SMA(Separately Managed Accounts、ラップ口座の一形態)、ミラートレードなど多岐にわたる分野を対象としている。またTradesocioはAdvanced Marketsと提携しているほか、Interactive Brokersやサクソバンク(Saxo Bank)など多数の海外FXブローカーが同社のエコシステムに加わっており、Tradesocioのソリューション活用が進んでいる状況だ。新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックをきっかけとして、金融テクノロジーソリューションの活用が時代の潮流となっており、今後もTradesocioと海外FXブローカーとの提携が進むと予想される。

プラナカンカン
筆者:プラナカンカン
執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー
著者詳細

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒

「FXトピックス」 ご利用上の注意

当サイトは為替・FX・仮想通貨に関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。また、記載の情報は、編集時点で当社が信頼できると判断した情報源をもとに作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行っておらず、また、いかなる責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。

当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しており、事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。