Stake、英国でブローカレッジサービスを開始

2020.02.14作成

2020.03.13更新

Stake、英国でブローカレッジサービスを開始

ソリューション

FX業者 (ブローカー)

3,500種類以上の米国株式・ETFを提供する意向

オーストラリア・シドニーを拠点にデジタル証券取引プラットフォームを提供するStakeは2月12日、英国でブローカレッジサービスを開始したことを発表した。[1]

Stakeは、英国を拠点とする投資家向けに、3,500種類を超える米国株式やETFを提供していく意向とのことだ。同社は英国市場において、3段階のサービスプランを策定しており、投資初心者を惹きつけるべく、初めは取引手数料を無料とするという。

英国でのサービス開始に際し、Stakeの創業者CEOであるMatt Leibowitz氏は以下のようにコメントしている。

ブローカレッジサービスは依然として低迷しており、我々はサービスの質や活気を取り戻すべく、英国で事業を開始する決断を下しました。これからのブローカレッジサービスは、隠れたコストや不正行為、限定的な顧客管理サービスなどをなくし、迅速でシンプル且つダイレクトに米国市場へアクセスすることができなければならないでしょう。我が社は、オープンで健全且つ効率的なサービスを提供すべく、これらの制約を取り除いてきました。英国を拠点とする投資家は、米国の大企業やETFにダイレクトにアクセスする取引を望んでおり、顧客第一を徹底させる我々は、大切なお客様にそれらの商品を提供すべく努めて参りました。

Matt Leibowitz, founder and CEO of Stake - Finextraより引用

Stakeは、取引手数料を無くしマルチアセットクラスに対応した取引サービスを提供することで、ミレニアル世代から高い支持を得ており、グローバルに50,000人以上の顧客を抱えている使い勝手の良いアプリだ。2019年には、同社はDriveWealthと包括的なパートナー契約を締結し、南アメリカの投資家に対して、米国の金融資産を取引できるサービスを開始した。Stakeは向こう数か月の間に、他の欧州各国に事業進出する計画であるという。

伝統的な金融機関のみならず、有力フィンテック企業がひしめく英国市場において、Stakeがどれほど顧客基盤を拡大させることができるか今後も注目したい。

official release 2020.02.14

出典元:

ニュースコメント

ブレグジット後も高いプレゼンスを誇る英国金融市場

英国を拠点としていた一部の金融機関は、ブレグジット後の継続的なサービスの提供を確保すべく、フランクフルトなど他の欧州各国に本拠地を移転させる動きが見られていた。しかしながら、金融立国である英国のプレゼンスの高さは、依然として際立っている模様だ。同国は従来からのヘッジファンド向けサービスに加え、クラウドファンディングやP2P(ピア・ツー・ピア)レンディングなどを通じて、官民が連携してフィンテック企業の育成を強化するなど、グローバル・フィンテック・センターとして台頭してきている。実際に、英国を拠点とするフィンテック企業が急成長を遂げており、僅か数年間で750万人もの顧客基盤を築き上げたレボリュートはオープンバンキングを開始した。また、Freetradeがオランダとアイルランドに進出を果たしており、両社ともグローバルに業容拡大を図っている。更に、米国シリコンバレーを拠点とするロビンフッドはFCAよりブローキング業務認可を取得し、英国市場の開拓を試みている。フィンテック企業育成のための土壌が整備された英国にて、今後も革新的なFX関連ソリューションが開発されることを期待したい。

プラナカンカン
筆者:プラナカンカン
執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー
著者詳細

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒

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