MetaQuotes、MT5ビルド2920のベータ版をリリース

2021.05.21作成

2021.05.21更新

MetaQuotes、MT5ビルド2920のベータ版をリリース

MetaTrader 5

アプリケーション関連

「マーケット」、「シグナル」、「VPS」機能などを改善

ロシアのソフトウェア会社MetaQuotes Software Corp.【以下、MetaQuotesと称す】は、MetaTrader5【以下、MT5と称す】ビルド2920のベータ版をリリースした。[1]

新バージョンでは、ツールボックス内にあったマーケット、シグナル、VPS機能のデザインをタブ表示からアイコン表示へ切り替えた。また、これまでツールボックス内に表示されていたこれらの機能が、ナビゲーターとツールバーに追加された。各機能の画面はレイアウトも改善され、情報量も豊富になっており、ユーザーの利便性が高まっているという。シグナル機能に関しては、提供者がコピーできる取引を制限することが可能となった。これにより、シグナル受信者は「ロングのみ」や「ショートのみ」、「クローズのみ」といった提供者が指定した取引条件の下で、コピートレードを行うことできるという。

更に、MacOS用MT5のインストーラーが改善されたことで、従来よりもMT5の動作性が高まったという。ユーザーはMacOS用MT5を提供している海外FXブローカーサイトを通じ、MT5アプリをアプリフォルダにドラッグ&ドロップするだけで簡単にMacOS用MT5をインストールできる。MetaQuotesは互換レイヤーソフトであるCrossOverを利用するユーザーなどに対し、dmgパッケージの最新バージョンをダウンロードした後、MT5を再インストールすることを強く推奨している。また、MT5のタスクマネージャーの仕様が変更され、デバッグやプロファイリングが実行されているチャートが明記されるようになった。その他、MT5のプログラミング言語であるMQL5やプログラミングツールのMetaEditorに関しても、アップデートを実施している。

MetaQuotesはMT5の機能を改善して利便性を向上させることで、更なる顧客満足度の向上が期待できそうだ。

release date 2021.05.21

出典元:

ニュースコメント

シグナル関連機能の強化を図る金融サービスプロバイダー

今回、最新バージョンにアップデートされたMT5は、シグナル画面上でアルゴリズム取引や最大ドローダウンなどの割合を一目で把握できるダイアグラムを表示している。これにより、ユーザーは従来MQL5.community(MQL5コミュニティ)でしか確認することができなかったデータを、MT5上で容易に閲覧することが可能になった。MetaQuotes以外にも複数の金融サービスプロバイダーが、効率的な投資意思決定に寄与するシグナル関連ソリューションの強化を図っている。例えば、FXStreetがリアルタイムシグナルをリリースしており、ユーザーは20種類以上の独自投資戦略を基にしたシグナルを活用できるという。また、FXCMはズールトレードのコピートレードサービスを提供開始しており、優れたシグナルトレーダーを容易にフォローすることが可能だ。少し視点を変えると、投資教育コンテンツを拡充しているFBSでは、日本語字幕付きウェビナーを通じ、ローソク足パターンからシグナルを読み解くための学習を行うことができる。海外FXブローカー各社が、顧客の利便性向上に繋がる画期的なシグナル関連サービスを提供することに今後も期待したい。

プラナカンカン
筆者:プラナカンカン
執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー
著者詳細

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒

「FXトピックス」 ご利用上の注意

当サイトは為替・FX・仮想通貨(暗号資産)に関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。また、記載の情報は、編集時点で当社が信頼できると判断した情報源をもとに作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行っておらず、また、いかなる責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。

当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しており、事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。