独立系運用会社Besst Point Capital House、MT5をリリース

2020.09.28作成

2020.09.28更新

独立系運用会社Besst Point Capital House、MT5をリリース

MetaQuotes, MetaTrader 5

アプリケーション関連

マルチマーケットに対応した取引プラットフォームを活用

独立系運用会社のBesst Point Capital House Ltd.(本社:6th floor Ken Lee building, 20 Edith Cavell Street, Port-Louis 113302, Mauritius[1])【以下、Besst Point Capital Houseと称す】は、ロシアのソフトウェア会社MetaQuotes Software Corp.【以下、MetaQuotesと称す】が開発したMetaTrader5【以下、MT5と称す】取引プラットフォームをリリースしたことを発表した。[2]

Besst Point Capital Houseは、運用業界で14年以上の経験を持つファンドマネージャーによって設立されたヘッジファンドだ。同社は様々な投資戦略を駆使し、機関投資家や個人富裕層などを対象に2億5000万ドルの運用資産を管理している。

MT5の導入に際し、Besst Point Capital Houseの会長を務めるSantoshkumar Gaikwad氏は以下のようにコメントしている。

MT5の導入により、我々は目標の達成に近づき、マルチマーケットに対応した取引プラットフォームが利用できるようになります。我が社のディーリングチームは、多岐にわたるソースを通じて豊富な流動性にアクセスできる他、様々なアルゴリズムを採用し、純資産額(NAV)や運用資産(AUM)及び運用報酬の計算、そしてレポート作成を行うことができます。モバイル端末上でこれら全ての機能を利用することで、透明性と柔軟性が高められるでしょう。

Santoshkumar Gaikwad, Chairman of Besst Point Capital House - MetaQuotesより引用

尚、足元において、多くの金融サービスプロバイダーがMT5の導入を進めている。直近では、Orient Futures SingaporeがMT5をリリースした他、NAGAもMT5をリリースしている。そして今回、Besst Point Capital Houseが同ツールを導入したことにより、運用パフォーマンスの更なる向上へ繋がることに期待したい。

official release 2020.09.28

出典元:

ニュースコメント

FX市場でのプレゼンスを拡大させるアルゴリズム取引

JPモルガンチェースが実施した2020年3月時点の顧客調査によると、最小投資金額1,000万ドル超のFXトレーダーの内、60%がアルゴリズム取引を行っていたという。今回Besst Point Capital Houseが導入したMT5も、高性能なアルゴリズム取引機能が搭載されており、ユニークなエコシステムを構築している。FX市場において、アルゴリズム取引の占める比率が高まる中、多くの金融機関が関連ソリューションの提供を積極化している。直近では、HSBCがNDFアルゴリズム執行ツールをリリースし、アジア5か国と米ドルの各通貨ペアに対応したアルゴリズム取引のソリューションを提供している。またドイツ取引所がQuantitative Brokers株の過半数を取得し、アルゴリズム取引分野の強化を図っている他、JPモルガンチェースは機械学習(ML)を活用した次世代型のアルゴリズム取引ツールを開発している。グローバルベースで熾烈な運用競争が繰り広げられる中、今後も多くの金融機関が市場インパクトの軽減につながるアルゴリズム関連ソリューションを開発すると予想される。

プラナカンカン
筆者:プラナカンカン
執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー
著者詳細

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒

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